安いってなに

anzai_k2011-05-05

IKEA
フラットシーツ
枕カバー
布団カバー
フライパン
トイレブラシ
キッチンクロス
クッキー

などなど買いましたがトータル3000円ちょっとでした。

L.L.Beanが頼れる奴で、これらを詰め込んでもまだ余裕な体でした。

瓶詰めやサーモンも売られていて、レストランもあっていい感じです。


が、安すぎる。

ところで最近、友達とアルフォートというお菓子について話していました。
あんなに美味しくて手が込んでるのに、やたらドラッグストアで安売りしていてなんだかかわいそう、と。


元値が100円とかなんです。
で、たまに79円とか、友達は59円で売ってたのを目にしたらしい。
安くてうれしい!というのはなくて、もう悲鳴です。

あんなに素晴らしいのだから、もっとアルフォート高くてもいい、地位向上を!という結論に達したのですが、それは他の物事にもあてはめられるのです。

どうも、安すぎると怖いと感じるようになってきて、洋服なんか特に、どんな労働条件で作ってるんだ!と疑問を抱いてしまうのです。

野麦峠」みたいな。

そうやって作られた物を私は持って幸せなの?とか。

安いものには訳がある。
と飲食で働いてる友達が言ってました。

でもそれで経済発展したし、じゃあ買わないっていうのも極端な話ですし、上手な付き合いが大事だと思います。
IKEAからの戦利品を抱えながら、思い巡らせていました。


この間読んだ本で、
西洋は物質的豊さをもたらしたが、東洋は精神的豊かさを持っている。
と書いてありました。

生活様式は西洋化しても、日本人の思いやりや奥ゆかしさは日本の持ち味で、守らなきゃいけないですね。
競争するまでもなく、国には一つ一つ、役割があるのよね、としみじみ。

人もですね!