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桜が満開で、もうすぐ秒速5センチメートルである。
日本に生まれてよかったなと思う季節。
加地等さんという歌手が昨年肝硬変で亡くなってしまい、彼のドキュメンタリー映画を新宿で観た。
歌詞が酷くてどうしようもないようで、いい。さみしい。
生活は酒と睡眠薬、安定剤に頼る日々でひどすぎた。彼は死にたかったのか、自制が効かなくなり、そうするほかなかったのか。
中島らもが、
人が「あの時こうすればよかった、、」と後悔するのはとってもナンセンスで、あの時ああするしか選択肢がなかったから今があるのだ、と言ったのを思い出した。
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マイ・ブルーベリー・ナイツを観た。
ナタリー・ポートマンがかわいくてしょうがない。ノラ・ジョーンズもいいです。
色恋沙汰は一旦休んで、成長していくのです。
ウォン・カーウァイらしい。
らもトリップをテアトル新宿で。
いちばん良かったのはエンドロールの歌でした。
私は熱狂的ではないけれど中島らもが好きだ。でも、この映画の企画は中島らもである必要があるのか?と思った。
らも愛が感じられず。
いろいろ商業的な事情があるかもしれないが、いらついた。
新橋と歌舞伎町
先週末の話。
新橋で友達と飲む。
金曜夜の新橋は、予約しないとだめ。ということを思い知らされる。
居酒屋にて、店員が女性なのか男性なのかわからず、気になっていたら店をでた直後に友達もそのことを言い出した。
私は女だと思った。
彼女は男だと思ったらしい。
いつも楽しい新橋。
サラリーマン文化はちょっと哀愁があるよ。
ニュー新橋ビルにある喫茶店、ポワが閉まっていて残念だった。平日、早い時間に必ず行きたい。
日曜日は歌舞伎町へライブを観に行った。
会場は元キャバレーだったらしく、始まる前から独特な雰囲気に気分が上がった。
帰りは会場近くのミスドでぼーっとして、家の近くで足が痛すぎて靴脱いで地べたを歩いた。
とても素敵で、とても変な夜だった。
新橋
ポンヌフという古い洋食屋が新橋にあるのだが、無性に食べたくなりJRメトロを乗り継ぎ、ひさびさに新橋へ向かった。
ポンヌフバーグ。
一枚の白い皿に生野菜(レタスきゅうりトマト)、ナポリタン、ハンバーグ、バターロールが山盛り乗っていて、バターロールに挟んで食べることもできる。
これがおいしい!!
パンの甘みとハンバーグ、ナポリタンの塩気が合う。パンの表面が焼かれてパリッとしているのもいい。
土曜日の昼下がりとなると空いている。
凄すぎる、、東京の鳥瞰図を墨で書いていて、シンプルだが細かくていつまでも見ていたかった。
すごい!
そしてエルメスの香水の香りが終始漂っていた。
新橋へ戻り、虎ノ門まで歩こうと思い立ち、そういえばこの辺に気になってた喫茶店があったなあと思ったら、すぐ目の前に現れた。
チーズケーキに粗塩がふりかけてあり、美味しさにおどろく。
白州正子、読まず嫌いでいたが面白い。素敵。
そうそう、先日ある人に、一流を知らないと二流がわからない、一流を知れば身の回りの美しいものに気づくのだと言われた。
もとは淀川さんの言葉らしい。
一流を知るためにお金を使いなさい、とも。
一流になりたいな、、いつか。
ひさびさ
11月にこの日記を書いたきりで、今日までいろんなことがあったのだが、この2ヶ月も今までの数年間とは比べられない変動ぶりだった。
12月は、、手帳を開くと、渋谷の名曲喫茶ライオンに二度行き、また、昔の恋人に再会し、すっきりした。
有馬記念で少し儲かり、ウインズでレースを知らない人たちと見て涙した。
気持ち悪い出来事がきっかけで、私のトラウマが判明して克服したこと。
女性ミュージシャンのCDをほとんど持っていない(選ばない)理由もなんとなくわかった。
いまはけっこう素直に聴ける。
ZAZというフランスの女性ボーカリストが素敵。
1月は旅行。
移動中にぼーっと考えてる時間が取れ、一つ答えが出た。したいことをするのだ。
頑張る。
今年もまた変動し続ける一年だろう。