桜が満開で、もうすぐ秒速5センチメートルである。
日本に生まれてよかったなと思う季節。


加地等さんという歌手が昨年肝硬変で亡くなってしまい、彼のドキュメンタリー映画を新宿で観た。

歌詞が酷くてどうしようもないようで、いい。さみしい。

生活は酒と睡眠薬、安定剤に頼る日々でひどすぎた。彼は死にたかったのか、自制が効かなくなり、そうするほかなかったのか。

中島らもが、
人が「あの時こうすればよかった、、」と後悔するのはとってもナンセンスで、あの時ああするしか選択肢がなかったから今があるのだ、と言ったのを思い出した。


上映後に西村賢太さんのトークがあったせいか劇場は満員だった。西村さん、ばっさり斬っていた。ばっさりは言い過ぎかな。