自然と私

anzai_k2011-05-28

仕事帰りにお堀の周りを歩く。

週末ともなるとランナー達がけっこうなスピードで私を追い抜いて行くのだ。


緑で、暗くて、水があって、ひとのまばらな歩道はなかなか心が洗われるよう。
かなり歩いて、皇居前まで来たのたが、暗闇の整備された芝生や松の木も、とてもきれいで癒された。


草花を見るととっても癒される。

4月にたくさん会社に胡蝶蘭が届いた。ずっときれいに咲いていたのだが、最近、ある鉢の花の半分くらいしおれてしまったのだ。

そこで、対処方法調べたらもうハサミで切るしかないとのこと。
断腸の思いで枝から花をザクザク切っていった(実際切ってもらったんだけど)。
そうしたら、花が少なくなった寂しさよりも、残った元気な花の生き生きさがより引き立ち始め、


ちょっと、前より全然良くない?


と寂しさも悲しさも吹き飛んでしまった。ほんの一瞬で。

未練や愛着や古い習慣を思い切って手放してみると、それ以上に良いものがやってくる、ということを身を持って体験している時期だったので、この胡蝶蘭の一件もすごく感慨深かった。

花を切った場所からも、またつぼみが出て新しい花が咲く。
自然はいろいろなことを教えてくれる。しかも、押し付けがましくない。

もう少し自然に沿って生活しなきゃー、と思っている。
けっこう反してるんだよな。日常は。


写真はじゃこ天チャンプル、裸の大将おにぎり。
おいしいです。