地震のよる

東日本が大変なことになりました。


すごい揺れ。
二度目に大きな揺れが来たとき、コートと荷物を持って外に出ました。

会社に戻ったら、壁にヒビがいくつか入っていて、震源地を見てさらに私にヒビが。


実家に電話は繋がらず、胸はざわつき、でも平静を装い。
テレビを社長室で見せてもらい、さらに震撼した。


水にのまれ、流されていくもの達のすがた。
もうすぐのまれるのに気づかず、車道を走っている車。


客観的に、恐怖を見た。


会社の前は大混乱で、鉄道はストップし、結局会社に泊まった。30分毎に起き、余震を感じる。

4時過ぎに会社を出て、電車には乗れたものの、2駅分甲州街道を歩いた。

その時日の出を迎えたのだが、真っ青な空に暖かい光を見て、涙が出そうになる。


朝が来る素晴らしさを感じてしまったのだ。
不安な気持ちを和らげてくれる優しい朝。
ラジオ体操の歌にものすごく共感。


やっと家についたら、力が抜けて手が震えてしまい、落ち着くためにあたたかいごま油でオイルマッサージをしてみた。


土曜日のお昼にやっと電話がつながり、姉は号泣していた。
母も父も、とりあえず今の状況を受け入れ、前向きに努力しているようす。