裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)

裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)

今いちばん尊敬する人。マザーハウスの山口絵理子さん。


私よりひとつ下の、写真を見るとかわいらしい知的な女性だが、すさまじい人生で並々ならぬ努力の人。初めて読んだ時驚いてゾクゾク。

中学で非行に走り、柔道で靭帯3本切って、猛勉強して工業高校から慶應に入って、ホームステイ先で勉強しすぎてうつ病になるって…


外部からの援助に頼ってしまうから発展途上国は貧しいまま。国が経済力を持ち、自立できるようにするのがほんとうの開発援助では?

と考え、バングラデシュに工場を作りバッグブランドを立ち上げた彼女。しかも、ボランティアとかではなく、立派なブランドとして市場で戦う。

ネパール編がパート2で出てるらしい。まだまだ続く挑戦。
ぜひお店で実物を見たい。見よう。


私は生きる上でのんびりリラックスした暮らしがいちばんだと思う。でも、彼女のようにやりたいことにまっすぐで、努力と挑戦を続ける姿勢は忘れずに生きたい。心地よい暮らしはたまに変化を恐れるから。