アヒルの子

ポレポレ東中野にて、セルフドキュメンタリー映画。監督である女性は、一見幸せな家庭で育ったが、5歳の時とある宗教めいた団体の幼年部に一年預けられた。そのとき「自分は親に捨てられた」と思い、それ以来二度と捨てられないようにいい子を演じてきた。さらに兄から受けた性的虐待…映画監督を志す彼女は、映画を通して「家族を壊す」決意をする。


痛い辛い一本。でも最後は笑顔で終わった。上映後、監督と「ライブテープ」松江監督のトークがあり、おしゃべりで明るい松江監督のおかげでなんだか救われた。

「自分らしさっていうのは(出すのを)抑えた時にわかる」と松江監督が言っていて、納得。


見逃していた『Once ダブリンの街角で』スクリーンで観れるらしく、絶対行こうと決めた。