朝、電車でおじさんの傘が扉にはさまってしまった。

残念ながら、おじさんの降りる駅まで降り口は反対側で、彼は傘を手放して降りていった。傘ははさまったまま…

その傘は念願の扉が開いたとき、近くに立っていたおじさんが持って行った。


京王線の朝は恐ろしい。でも今日は、車内でかっこいいなあと思っていた人が私と同じ駅で降りた。